PEOPLESeptember 17, 2020

Slogan Member’s Interview -「三方良しの体現」と「勝ちたい思い」-

「イノベーターを支援し、未来社会を共創する」をミッションに掲げ、活躍中の起業家・経営層が持つノウハウが学べる「Webコンテンツ」や、彼らが登壇する「イベント」を運営してきたFastGrowが、2020年07月01日に厳選企業の魅力を独自に紹介する求人機能を備えたサービス「FastGrow Selection」をリリースしました。今回はリリースの裏で奔走していた、CRD部門長・渡辺とPD部門長・遠藤の二人に話を伺いました。

スローガンとの出会い、FastGrowとの出会い

インタビュアー:今日はよろしくおねがいします。

渡辺:FastGrow事業部CRD(クライアントリレーションズ部門)部門長の渡辺です。よろしくおねがいします。

遠藤:PD(プロダクト部門)部門長の遠藤です。よろしくおねがいします。

インタビュアー:おふたりともスローガン歴も長くなってきていると思いますが、改めてここまでの経歴お聞かせください。

渡辺:2015年7月にスローガンに入社していて、気づけばスローガン6年目になりました。最初はGoodfindを中心とする新卒採用支援領域で営業を担当していました。営業部門の部門長を経た後に、2019年にスローガンのグループ経営が広がっていく流れに合わせて、全社横断の事業推進室の立ち上げを室長として行った後に、ハンズオンで関わりが深かったFastGrowに2020年3月から正式にジョインしました。

インタビュアー:スローガンの営業を知り尽くしているようなキャリアですね。前職ではどのようなことをしていたのでしょうか。

渡辺:大手保険会社で営業をしていました。新卒で入社して以来、年間トップの売上を上げることを目標にして日々努力していたのですが、幸いにも入社4年目で達成することができたんです。ひとまず目標だったものをやりきったときに、数兆円クラスの売上を誇る大企業の中で、年間トップ売上とはいえ、自身の年間売上が与える会社への影響ってどの程度なんだろうか?ということに疑問を持つようになりました。このような背景から、自身の成果が事業成長にダイレクトに反映される環境で挑戦してみたいという気持ちが芽生え、規模の小さな組織に興味をもつようになったんです。

インタビュアー:その流れでスローガンだったんですね。

渡辺:そうですね。興味本位で登録していた転職サイトにスカウトメールが届いたのをきっかけにスローガンを知り、直接ホームページから応募しました。当時勤務地が静岡県の沼津市だった私を気遣ってくれて、面接は週末に2日だけ、わずか2週間で内定・入社の意思決定と非常にスピーディな選考でした。
ちなみに、CFOの北川さんとFastGrow事業部長のジョニーとは入社同期です笑

インタビュアー:怒涛の選考スピードと意思決定スピードですね。遠藤さんはいかがでしたか?

遠藤:私は2015年4月に新卒で入社して、6年目になります。デザイナーという職種ですが、大学は一般の文系(経済学部)出身で、就職活動では一般的に有名な企業を受けていましたが全くうまく行かず就職留年したんです。その就職留年をきっかけに、一度自分がはっきりと志望できる職業は何だろうと考え、結果、制作会社さんを受けていこうと軌道修正をしました。ただ未経験の大学生をいきなり雇っていただけるところも少なく、もう一つの選択肢としてベンチャー企業も視野に入れていました。その中で当時就活相談を1対1で行うことができたGoodfindを見つけ、企業さんを紹介していただこうと思ったのですが「うちでも募集をかけているよ」とお声をいただき、そのまま他社さんを受けることもなく選考インターン、そして今に至ります笑
入社は2015年ですが、2014年の夏に選考インターンが終わった後、未経験の差を埋めるべく内定者インターンとして週5で勤務、開始早々Goodfind Magazineという当時100ページを超える冊子の制作に大学生最後の夏を捧げました。

インタビュアー:インターン時代から考えるともう7年になるわけですね。入社後はどんなことをしてきたんでしょう?

遠藤:一年目はバナー制作がメインでしたね。Adobe製品は学生時代から多少触ってはいたものの、そもそもデザインとはというところから社内唯一のデザイナーの先輩のもと、マンツーマンで学ばせていただきました。Webの実装業務も並行して行い、クライアント様のサマーインターンの募集LP、採用サイト制作などなんとか独り立ちできた頃、気づけばスローガン社としての新規プロダクト立ち上げのアサイン、ジョニーさんとの日々が始まることとなります笑

現在のFastGrowを立ち上げるまで、新規3サービスに関わらせていただきました。一つ目は、外資/日系コンサルティングファームの内定を目指す就活生のための就活対策メディア『FactLogic』の立ち上げです。触ったこともないWordpressを用いてサイトを公開、期限もきっちりきられて笑。ただ、なんとかやりきることはできました。
他には既にサービス提供は終了してしまいましたが、特定領域の著名経営者や有識者に相談できる『Advisory』。エンジニアの方と初めてフルスクラッチでの立ち上げを行いましたが、ユーザーさんへの価値提供、オペレーションをうまく固めることができず、作るだけでなく運用し続けることの大切さ、難しさを痛感しました。他に、毎日厳選されたニュースが届く『Goodfind News』というアプリの立ち上げにも少し携わらせていただきました。こちらもサービスとしては終了してしまいましたが、現在FastGrowで配信するメールマガジンにその思想が反映されています。これらプロダクトは全て、今のFastGrow事業部長/編集長のジョニーさんと一緒にやってきていますね。

インタビュアー:新しいチャレンジと無茶ぶりだらけな波乱万丈なキャリアですね。今はFastGrowでデザイナーとしての経験を活かしつつ、管理周りも見ているとか?

遠藤:そうですね。FastGrowでもそうですが、デザイナーがメインではありつつ今まで携わったサービスの管理周りは全部見ていました。渡辺さんのような営業はできませんが、数値管理など、高校大学で学んできたことでほんの少しはサポートできているかなというところもありますかね笑

渡辺:気づけばP/Lも追いかけているデザイナーという感じになってるよね。遠藤さんが債権回収の電話とかもしてた時期あるしね笑

インタビュアー:なんだか全員攻撃・全員守備なスタートアップのような要素がありますね。

FastGrowというプロダクト・組織

インタビュアー:実際、FastGrow事業部はどういった特徴があるんですか?

遠藤:「特攻隊」でしょうか笑

インタビュアー:特攻隊!?

渡辺:FastGrowはスローガンの目指す世界観の入り口の役割を果たせそうだなと思っていて。イノベーター支援という文脈の中で、スローガンの他のプロダクトだとお付き合いできないような企業とでもおつきあいできうる。そして、その企業の良さを世の中に発信するというのができる。一番最初のスローガンの世の中との接点ができるという意味で特攻隊。そこに事業部長のジョニーの特性もあって、ロジックがっちりで考えていくというよりは、正解がわからない中でも、スピード感もってガンガンやっていくスタイル。

インタビュアー:な、なるほど、、、!

遠藤:でも楽しいです。私は新卒入社で他の組織を知らないというのもあるかもしれないですが。今のプロダクトチームは業務委託も含めてエンジニア・デザイナー・ビジネス8名で回している状態。実は入社以来、FastGrowに関わるまでは僕一人とエンジニアさん一人でプロダクト開発することが多かったのですが、今、初めてチームでプロダクトを作れているという感触があります。ついこの間まですらロゴデザインからフロントエンドの実装まで全て一人で行なっていて、その場合かなり強い気持ちを持たないとどうしても妥協点が出てしまいます。もちろんチームで開発をするという難しさにも直面していますが、メンバーそれぞれがもつ課題感/仮説から、優先順位を決めて改善を回すという当たり前のようでできていなかったことができ始めていて、楽しいな、と。

渡辺:私も前職では上長の意思決定がなされた状態の業務が降りてきて、個人で動く、足を動かしたらなんとかなると言う状態だった一方で、いまは自らが意思決定をする側の立場になっています。組織を牽引する責任のある立場であることを認識つつ、日々メンバーのみんなと楽しく前に進めている感覚があります。

FastGrow Selection の誕生

インタビュアー:2020/07/01にFastGrow Selectionがリリースされました。どういった経緯で開発が始まったのでしょうか?

渡辺:構想としては2019年の末から練っていました。私達がお会いして、インタビューさせていただく企業の皆様はまさにFastGrowのミッションでも表現している「イノベーター」と呼ぶにふさわしい方々です。、そのような魅力的な企業様に、FastGrowを通してユーザーがエントリーできる機能を付加することで、より大きな価値貢献ができるのではないかと話をしていました。
一方で、実際に機能開発を進めるのか否かに関しては、ユーザーがその機能を本当に求めているのかという点で迷いを持っていました。
その中で契機となったのは、2020年2月にとった読者アンケートでした。ユーザーのことをより深く理解するために実施したのですが、ユーザーの半数近くが転職意向をお持ちの方でした。このアンケートを通じて、より自分が活躍できる環境を探している中で、FastGrowを訪れている方も多く存在しているという気づきを得て、正式にプロダクトとして開発しようという流れになりました。

遠藤:プロダクトの開発自体は3-4月くらいから話し始めたものの、本腰入れたのがリリース2ヶ月前の5月くらいでしたね。コロナの影響が出始めたのもスピードを早める一つのきっかけにはなったかもしれません。6/1ローンチ目標で動き出し始めたのですが、途中の仕様変更もあいまって、最終的に7/1リリースとなりました。

インタビュアー:リリースまでは実質2ヶ月程度の急ピッチで進んだんですね。2ヶ月間どんな形で進行したんでしょうか?

渡辺:CRDとしては、7月1日のローンチまでに、FastGrow Selectionをご案内できていない企業様がないよう、急ピッチで動きました。ちょうどコロナウイルス流行下でも採用を継続している企業様を発信する「FastMovers」という企画も走らせていたので、FastMoversにご掲載頂いた企業の方々100社超とミーティングを組み、ニーズ検証を行いながらFastGrow Selectionをご案内するということで5月6月はとにかく動いていました。
たくさんのお客様と対話をする中で、特にFastGrow Selectionを最初に発注いただくことになった瞬間は忘れられません。時間をかけて、COOの方とお話させていただき、信頼関係が築けたことで、初回のお取引にも関わらず大きな額を任せていただきました。

遠藤:私は、リリースが完了したとき、放心状態で意識を保てていないくらいに駆け抜けた2ヶ月でした。実は今回のリリースはSelectionという機能を単発でリリースするだけではなく、リニューアルという形でかなり大幅な改修も同時に行ったのです。
FastGrowがもともと持っていた機能、記事、イベントなどに加えてSelectionという機能が追加される。現状それぞれが独立してしまっているため、この機会でそれぞれの機能を一つのプロダクトとして繋がりを持たせるスタートとしたかった。かなり属人性が強かったフロントエンド周りも、多くのメンバーで改修できるようにもしたかった。そこで全面リニューアルでやりきるぞということで手掛けた結果、魂がぬけてしまったのですが笑
ユーザーサイドの独立していた機能連携のスタートと、開発陣の増加を踏まえた開発環境の整備という表裏両面のリニューアルでしたね。
私が部門長を務めるPD(プロダクト部門)はビジネスサイドのメンバーもおり、今回のリニューアルを区切りとして、ビジネスサイドのメンバーが各種データを用いた整備・改善にようやく力を入れていけることにも今後期待しています。

FastGrowへの思い

インタビュアー:最後に、お二人がFastGrowに対して強くコミットし続けられている理由を教えて下さい。

渡辺:FastGrowは、幸いなことに立ち上げから3年間成長し続けてきました。一方でコロナウイルスの影響もあり、4年目は試練の年という感覚です。だからこそ、コロナを言い訳にせず、立ち止まらずアクセルを踏もうと試行錯誤しています。FastGrowは、「ユーザー」「企業」「スローガン」の三方良しが体現できているサービスだと感じています。私たち目線でというわけでも、企業様目線というわけでも、ユーザー目線というわけでもなく、絶妙なバランスで成り立っている感覚です。全てのステークホルダーにとって前向きな仕事を出来ている実感が日々あり、モチベーションの源泉になっています。
また、プロダクトの特性上経営者の方々と対話できるということも大きいですね。経営者の皆様、自分の比じゃ無いレベルで苦労も努力もされています。自分の苦労なんて大したこと無いといつも思わせていただいていることも頑張れる理由かもしれません。

遠藤:私はもちろんプロダクトから良い価値提供をユーザーさん、クライアント様に提供したいという思いが前提としてありますが、「勝ちたい!」という気持ちを忘れないようにと思っています。今までFactLogic、Advisory、Goodfind Newsと新規プロダクトに多く携わらせていただきましたが、サービス提供を終了してしまったものもあります。たとえどんなにいいコンセプトのプロダクトだとしてもただの自己満足となってしまわないようにしないといけない、と。先日グループIT責任者の方の渡邊さんにも「どれだけ良いレストランでも人が来なくては意味がない」と言われ、改めて「そうだよな」と思わされました。FastGrowも4年目、独立した機能が増え、これから綺麗にまとめていかなければという思考が強くなっていたことに私自身気づいていませんでした。良いサービスも存続できなければそれまで。何かに対してではなく、「起業したい」「事業を成功させたい」「キャリアアップしたい」「自社にマッチした良い方を採用したい」など僕らが解決できることでFastGrowが第一想起されることを勝ちとして、今度こそ勝ち続けたい。そのためにはP/L見るもなんでもしますし、そんな思いがFastGrowへのコミットにつながっているのかもしれません。

渡辺 浩史FastGrow事業部 クライアントリレーションズ部門 部門長

神奈川県小田原市出身。中学高校と地元の公立学校で軟式テニスにひたすら打ち込む。2011年、早稲田大学商学部を卒業。大学3年次より損害保険研究のゼミに所属し、流れに身を任せ、損害保険ジャパン日本興亜に入社。約4年間、個人・企業営業に従事。大手企業に属する中で、より裁量の大きなフィールドで、世の中にインパクトを与える仕事がしたいと考えるようになり、転職活動を開始。スローガンの掲げる「才能の最適配置」というビジョンに深く共感し、入社を決意。

マイスローガン:飛ぶためには抵抗がなければならない。ー マヤ・リン

遠藤 将臣FastGrow事業部 プロダクト部門 部門長

高校ではクラスの友人に誘われ未経験ながら蹴球部(ラグビー)に入部。大学では某ハンバーガーチェーン店でのアルバイトで飲食・旅行費を稼ぎ、気づけば店舗代表として全国大会出場を果たしていた(全国ベスト9店舗)。就職活動中、Goodfind講師と相談、手招きされた先で師と出会いデザイナーとしてスローガンに参画。身近な流れに身をまかせ、思い切る傾向。感情移入できる人間くさい映画が好き。

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