OTHERSJanuary 5, 2022

年頭挨拶2022:さらなる進化を重ね、気を合わせていく

あけましておめでとうございます。

2020年4月に提供するサービスの完全オンライン化と働き方のフルリモート化という2つの大きな決断をしてからもうすぐ2年が経とうとしています。自分たちでも2年前からは想像できないような進化を遂げていると感じます。

一時的な対応で右往左往することなく、外部環境の恒久的な変化と捉えて、自分たちも適応・進化していくのだという不退転の決意で、やりきる姿勢をもって乗り越えてきました。

今年はコロナ感染が終息していくことを願っておりますが、仮に感染拡大をまた繰り返すことがあったとしても、当社の事業モデル上はマイナスの影響がほぼ発生しないように設計できています。

そして、2021年11月には東証マザーズに上場することができました。上場は社会の公器としての新たな出発点であり、市場を通して多くの皆様に株主となっていただける永続性をもった存在として認めていただけたことだとすると大変光栄なことです。

しかし、上場したとは言えども、まだまだ小さな存在には違いありません。スローガンのミッションである「人の可能性を引き出し 才能を最適に配置することで 新産業を創出し続ける」の実現に向けては、まだまだ道半ばどころか、スタート地点に近い立ち位置だと思います。

上場によってさらに大きく伸びることができたと言えるように、これからの成長戦略についてもしっかり実行していきたいと思います。

16年前の時点では、日本においてベンチャー・スタートアップの人材市場がここまで期待される市場になると予見している人はほとんどいませんでした。

そんな中で終始一貫してベンチャー・スタートアップの人材市場に着目し、若手の就職・転職支援をおこなってきたという意味では、当社の Goodfind というサービスは唯一無二のパイオニアであり、イノベーターであると胸を張って良いと思います。

Goodfindもさらに進化し続けています。そして、学生向けのみならず社会人向けへと ベンチャー転職支援サービス Goodfind Career、そして若手社会人向けのキャリア支援サービス Goodfind 3(G3)とサービスを拡張してきています。

キャリアサービス以外の領域でも、挑戦を続けています。新産業にフォーカスしたビジネスメディアとしてスタートしたFastGrowも今年からプロダクト型の事業へと進化を目指します。新産業領域における企業のコーポレートコミュニケーション・採用PRといった領域において価値のあるプロダクトを提供してまいります。

1on1に特化したSaaSであるTeamUpについても、今年は勝負の年になると考えています。リモートワークが普及した現在において、社内のコミュニケーションをより活性化し、一人ひとりの人材の持つ可能性を引き出すツールとしてTeamUpへの期待や注目も感じています。

今年は私自身にとっても上場企業経営者としては初めての決算発表や株主総会などを迎えることになる年です。上場翌期の業績もしっかり伸ばしたいという強い気持ちでいます。

自分たちの事業運営と経営の成績が開示されていく緊張感からか、久しぶりにいつも以上に気合が入っている自分がいることを認識しています。

気合だけじゃどうにもならないこともあるかもしれませんが、仲間と気を合わせて、そして多くの皆様とも気を合わせて事を成していきたいと思う所存です。

本年もスローガンをどうぞよろしくお願い申し上げます。

スローガン株式会社
代表取締役社長
伊藤 豊